債務残高GDP比を最終目標=4段階で財政健全化−国家戦略室の素案判明(時事通信)

 政府の国家戦略室が6月に策定する財政運営戦略と中期財政フレームの素案が30日、明らかになった。財政運営戦略の柱となる財政健全化の最終目標は、国内総生産(GDP)に対する債務残高比率を「安定的に縮減させる」こととし、その中間目標として基礎的財政収支(プライマリーバランス)などの達成を4段階で定める。新規施策や減税には恒久的な財源を確保する「ペイアズユーゴー原則」など財政運営ルールの確立も目指す。
 国と地方を合わせた債務残高比率の安定的縮減を可能にするため、(1)2011〜13年度の歳出の大枠を示す中期財政フレームを設定(2)基礎的財政収支赤字を半減(3)同収支の均衡化(4)同収支の黒字化−の4段階で目標達成時期を示す。ただ、国債に関する歳出・歳入を除いた基礎的財政収支の代わりに、金利上昇を念頭に、元利払い費を加えた財政収支を用いる可能性にも言及している。 

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